『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 18)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

答えが決まっていない問題を考えることは小学生にとって難しいです。

 

そこで、小学校ではまず答えが決まっている問題に取り組みます。

 

ただし,答えが決まっていても解法が一つでないものがあります。

 

それが算数です。

 

算数は、目標(幸せになること)が決まっていても手段が一つではない人生に似ています。

 

この手段を自分で試行錯誤する訓練のために算数があるといっても過言ではないと思っています。

 

 

今週(2021年3月29日~2021年4月4日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約9,800人)を以下にまとめています。小4娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年4月4日(日)

パパ塾では新小5娘にあえて手取り足取り教えない。算数の問題は答えが合えばそれ以上何も問わない。親が説明すればするほど、子どもはつまらないし、考えなくなる。親は勉強の自走を後押しすることが大切で、ごく稀にヒントを与える程度がいい。私の場合は教える時間より寄り添う時間が多い。

 

2021年4月3日(土)

「こういう問題はこう解きなさい」とか「この問題はこの公式を使って」とか言われると算数が全然面白くなくなる。例えば、ロールプレイングゲームをしているとき「ここではこの武器を買って」とか横で言われたら、子どもはそのゲームが面白くなくなるだろう。自分で考えて自由にやるからこそ面白い。

 

2021年4月2日(金)

『はじき』の公式を教えずに、速さ、時間、距離の問題を新小5娘に解いてもらっている。公式を知らなくても定義に戻れば解ける。娘がどうやって解いているかは実は私も知らないが、少なくとも娘は公式の存在すら知らない。この自由さが算数パパ塾の醍醐味である。

 

2021年4月1日(木)

教育パパ塾を始めて今日でちょうど1年。土日を含めほぼ毎日パパ塾を実施してきた。新小5娘が算数の受験問題を1日数問だけ解くというシンプルなもの。粘るときは1問に20分くらい使うときもある。最近では、娘の算数の思考力が相当付いてきたように感じる。

 

2021年3月31日(水)

算数パパ塾では、子どもの自己流の解法は大歓迎である。決まった効率的な解き方を教えられても、解き方の確認作業みたいになって面白くない。小4娘には、公式を知らなくても解ける問題であれば、小5や小6の問題も出している。このとき試行錯誤をたっぷりして頭を使ってもらう。

 

2021年3月30日(火)

図形問題は論理的思考の基礎が鍛えられる。以前、小4娘に図形問題で叱ったことがある。視覚に騙されて、なんとなくこの二角が等しいとか、なんとなくこの二辺が等しいとかいうのは絶対にやってはいけない。何が事実で何が推測なのかを区別して、論理的に解にたどり着く必要がある。

 

2021年3月29日(月)

受験勉強は確かに苦しい。大きな目標を達成するのだから当然かもしれない。しかし、社会に出ても同様に大きな目標が目の前に現れ、それに向かって突き進むことも必要になる。こう考えるとずっと苦しいのかもしれない。ただ大切なのは、突き進む苦しみの中に楽しさを見出すことである。