『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 23)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

自宅の近所に10種類以上の学習塾が乱立しています。

 

異様な雰囲気です。

 

さらに、小5娘のクラスのほとんどの子が学習塾に通っています。

 

それだけ親が子どもに勉強できるようになってほしいということでしょう。

 

しかし、全員が中学受験を受けるわけでもないのに、その手段が塾に通うこと一辺倒になっている点には疑問を持ってしまいます。

 

もう少し家庭学習に力を入れる選択肢があっても良いのではないかと思います。

 

 

今週(2021年5月3日~2021年5月9日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約10,500人)を以下にまとめています。小5娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年5月9日(日)

テストの点より勉強量に対してご褒美をあげた方が、子どもの成績が上がるということが科学的に証明されている。例えば、算数で1問解いたら10円あげるとか。ハーバード大学のフライヤー教授の2011年の研究である。さらに、ご褒美を与えても勉強の楽しさが奪われないことも科学的に証明されている。

 

2021年5月8日(土)

子どもの自制心と社会的成功に関する有名な研究に『マシュマロ実験』がある。しかし、2018年の新たな研究によってこの結論が否定された。その結果、社会的に成功する可能性が高いのは、自制心の高い子どもではなく、親の年収と家庭環境に恵まれた子どもであるという想定内の結論になった。

 

2021年5月7日(金)

学校は、学力の向上だけでなく、非認知能力の向上にも役立つことが科学的に証明されている。ノーベル賞を受賞したヘックマン教授の研究によると、高校を卒業した人と高卒認定試験の合格者では、将来の年収や就職率に大きな差が出たのである。これは学校に行く意味があるということを言っている。

 

2021年5月6日(木)

非認知能力の大切さが注目された研究がある。ヘックマン教授が扱った『ペリー・プレスクール・プロジェクト』では、遊びや読み書きなどを通して質の高い幼児教育を行い、40歳になったときの収入に差が出た。興味深いのは、このプロジェクトによって高められたのは、IQではなく非認知能力だったこと。

 

2021年5月5日(水)

一般的な教育パパは子どもが勉強していれば満足するだろう。しかし、子どもの勉強以外にも注意を払っておく必要がある。中学のとき、同級生がエロ本見たさに友達の家に侵入した。事件にはならなかったが、この子は優等生で、父親が教師で厳格だった。厳しすぎる家庭は逆効果になる場合がある。

 

2021年5月4日(火)

小5娘のクラスのほとんどの子が塾に行っている。娘が塾に行っていないことが少数派になっている。娘が小3のときでさえ塾に行っていないことを学校の先生に驚かれた。親にとって確かに塾は安心材料だが、塾に行けばそれでいいということにはならない。

 

2021年5月3日(月)

努力というと行動することだと捉えられるが、めちゃくちゃ考えることも大切な努力である。しかし、なぜ多くは行動の努力に逃げるかというと、結果がすぐ出るから。小学生が計算の量をこなすのも大切だが、一見前進していないように見える「考える」という時間も大切である。