『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 29)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

小学校高学年で学習習慣が身についている子は、約3割であることが統計データから分かっています。

 

学習習慣は小学校高学年から身につけようとしても、簡単に身につけられるものではありません。

 

学習習慣は幼児期から身につけておくことが望ましいです。

 

多くの幼児は学ぶことが好きですから、幼児期のあるとき急に勉強にハマり、毎日のように家庭で勉強するといった時期があります。

 

勉強と言っても、文字を書いたり、パズルをしたり、絵本を読んだりといった程度です。

 

この機会を逃してはいけません。

 

幼児期から徐々に学習習慣の時間を増やしていって、小学校高学年にたどり着くのが理想です。

 

 

今週(2021年6月14日~2021年6月20日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約11,200人)を以下にまとめています。小5娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年6月20日(日)

ビジネスの世界でも『試行錯誤』の重要性が言われる。研究の世界でも『試行錯誤』の重要性が言われる。実は、難しい算数の問題を解くときにも試行錯誤が重要である。算数は試行錯誤の基礎力が鍛えられる貴重な科目である。

 

2021年6月19日(土)

首都圏の中学受験校の化け物さには驚かされる。中学と高校の偏差値の意味が全く異なる。地方で超優秀と崇められている国立大附属中学の偏差値は48(ちなみにこの高校の偏差値は73)。これに対して、東京だけでも中学のトップ100の偏差値が55以上。化け物である。(みんなの中学校情報より)

 

2021年6月18日(金)

複数の受験塾に見学や体験に行っては小5娘と話し合う。この塾は志望校対策があるが別の塾は一般的な補習塾だとか、この塾は家から遠いが専用コースがあるとか。進むべき道を決めるときには、多面的に比較検討することが大切であることも伝えている。

 

2021年6月17日(木)

学習習慣の実態調査(ベネッセ教育総合研究所、2014年)によると、出された宿題をきちんとやっていく小学生が8割強もいるのに対して,親に言われなくても自分から勉強する小学生が3割強である。この結果から、小学生にとって家庭での学習習慣や自主的な勉強がいかに難しいかが分かる。

 

2021年6月16日(水)

試験では、算数の問題の意味が分からないのか計算ミスなのかは同じ0点。しかし、教育の観点で、この2つは雲泥の差である。問題の意味が分からないのは算数思考力が不足しているが、計算ミスは正確性が不足している。算数思考力の不足はその後に控えている数学に大きな影響を与える。

 

2021年6月15日(火)

小学校高学年で受験塾に入る前に最低限付けておきたい「勉強習慣」と「算数思考力」。受験は自主性が求められるので、家庭での勉強習慣がないと厳しい。また、算数思考力を付けるのに多くの時間を要するため、事前にその力を付けておかないと時間が足りなくなる。

 

2021年6月14日(月)

小5娘と話しながら受験塾の検討に入るなか、塾の費用や宿題の量などを娘と共有し、それでもなお入りたいかを確認している。お金を出す価値があるのか、宿題ができそうかなどを娘に考えてもらう。ただ、小学生になって初めての塾になるので、入塾に対してワクワク感がある。

『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 28)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

先日、小5娘から「何のために働くのか?」と聞かれました。

 

私は「お金が全てではないが、まずはお金のために働く必要がある」と答えました。

 

仕事が充実したり仕事が好きになったりするには、ある一定以上の収入がないと難しいのではないかと思うからです。

 

収入がなくなれば、仕事に充実感を感じなくなったり、仕事が好きでなくなったりする可能性が高くなります。

 

仕事については、収入と内容をセットで考える必要があると思います。

 

 

今週(2021年6月7日~2021年6月13日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約11,100人)を以下にまとめています。小5娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年6月13日(日)

子どもは大人と比べて精神的に強くないので、中学受験の本格的な勉強開始をなるべく遅くしたい。もし子どもが中学受験の勉強で潰れたら、勉強に対する嫌悪感が大きくなって、高校受験や大学受験に悪影響が出るかもしれない。小5娘と話しながら、受験塾の検討に入り始めたところである。

 

2021年6月12日(土)

娘(1歳3ヶ月)の怒りについて実験している。私のスマホは0歳から絶対に触らせないようにしているが、妻はスマホを触らせている。その結果、娘がスマホを欲しがったとき、私が渡さない場合は少し怒る程度だが、妻が渡さないときはめちゃくちゃ怒る。幼児が床に転がって泣く理由のヒントがここにある。

 

2021年6月11日(金)

『何のために働くのか?』小5娘が親に聞く宿題があった。小学校では「お金の話はまず出てこない」と断言していたらしい。なぜ決めつけるのか?お金が全てではないが、お金のために働いてもいいのではないか?なぜお金の話を遠ざけるのか?お金の話をせずに仕事の内容だけを語るのは綺麗事である。

 

2021年6月10日(木)

信用がないと相手にされなくなる。例えば、クーポンの多くはあまりお得じゃないことが多い。そうするとクーポンの信用がなくなり相手にされなくなる。親の発言も適当なことを言っていると、信用がなくなり子どもに相手にされなくなる。親は信用を落とさない言葉選びや発言内容が大切になる。

 

2021年6月9日(水)

偏差値の高い高校でもお得。地元トップ高に行った同級生は、大学は普通でそのまま地元の会社に就職した。出世に興味がなかった彼はその会社の工場勤務を希望。しかし、会社は地元トップ高の彼をすぐに幹部候補として抜擢、今は海外でバリバリ出世街道を歩んでいる。高校の学歴も評価に使われる。

 

2021年6月8日(火)

小5娘もググる。このとき大切なのはGoogleが神様じゃないということを伝えること。小学生にはまだ正確な情報を嗅ぎ分ける力が乏しいので、何が正しい情報で何がそうではないのかを見抜く力を鍛える必要がある。

 

2021年6月7日(月)

義務教育で宿題を悪とする考えは良くない。教育の一定基準を満たすために、宿題はあって当然である。宿題という基本的なことすらできない生徒に自主学習を委ねるのは、義務教育の放棄ともいえる。

『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 27)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

環境が良い家庭と悪い家庭では、子どもの教育への影響の差がとても大きいです。

 

例えば、リビングに本がある家や親が読書をしている家では、子どもの読書習慣が付きやすいでしょう。

 

つまり、家庭環境によって読書習慣や学習習慣にも差が生まれます。

 

さらに,読書習慣や学習習慣のある子どもの学力がより高いことも知られています。

 

子どもの教育のために良い家庭環境を築きたいものです。

 

 

今週(2021年5月31日~2021年6月6日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約11,000人)を以下にまとめています。小5娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年6月6日(日)

子どもを親の言いなりにさせたければ、子どもの教育に力を入れないことである。親が子どもの教育に力を入れれば入れるほど、子どもは賢くなってしまう。親の矛盾を指摘し、親にアドバイスもし、親に反発して生意気になる。つまり、こういうこともひっくるめて子どもの教育である。

 

2021年6月5日(土)

保健師さんは「無理に食べさせなくてもいい」と無責任なことを言う。育てるのは親である。長女・次女とも未熟児だったため、食べてもらうための工夫をたくさんしてきた。その結果、小5の長女はクラスで一番背が高いし、2000gなかった次女(1歳3ヶ月)も体格がほぼ平均になった。できる努力はする。

 

2021年6月4日(金)

『情報の非対称性』の恩恵を知ると、知識獲得や勉強のモチベーションが上がる。人が知らない知識を持っていると主導権を握ることができる。小5娘が友達の家に遊びに行ったとき、LINEのグループ機能を使って友達の母親同士を繋げていたSmiling face with open mouth and cold sweat知識を使って人の役に立った経験は貴重である。

 

2021年6月3日(木)

家庭環境による子どもの収入への影響は、20歳で80%近くあるのに対して45歳ではほぼゼロになることが科学的に証明されている。2013年の山形らの研究である。つまり、良い家庭環境は先行逃げ切り的な側面がある。子どもが若いうちに取れるポジジョンは、家庭環境を良くする親の努力で変えられる。

 

2021年6月2日(水)

単に育つことと良質に育つことは全く違う。良質に育てるには家庭環境が重要であることは言うまでもない。このとき、物理的な環境だけでなく、子どもの意思を尊重しつつも良好な親子関係を保つ親のコミュニケーション技術も大切になる。単に育つだけなら、ほぼ全ての親が出来ている。

 

2021年6月1日(火)

親は子どものことを100考えて、行動で10を示し、大切なことを1だけを口にする。これくらいがちょうどいい。これは、口数を減らすのがよいということではなく、目の前の我が子についてたくさん考えることが大切だということである。

 

2021年5月31日(月)

親は子どものことを100考えて、行動で10を示し、大切なことを1だけを口にする。これくらいがちょうどいい。これは、口数を減らすのがよいということではなく、目の前の我が子についてたくさん考えることが大切だということである。

『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 26)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

勉強に対する抵抗感や嫌悪感があるとスムーズに勉強することができないかもしれません。

 

もし勉強に対する悪いイメージが親によって植え付けられたものなら、子どもは不幸ですね。

 

子どもを勉強嫌いにさせるくらいなら、親は子どもの勉強について放置した方がましです。

 

親は子どもの勉強の足を引っ張らないようにしたいものです。

 

 

今週(2021年5月24日~2021年5月30日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約10,900人)を以下にまとめています。小5娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年5月30日(日)

シナプスは「思考力」を育んでいくための重要な役割を持つ。シナプスが脳内で最も広範囲かつ活発に活動しているのが4ヶ月頃から3歳頃であることが脳科学で明らかになっている。Huttenlocherらの1990年の研究である。これにより、子どもの教育において親がいつ力を入れるかは明らかである。

 

2021年5月29日(土)

幼児の絵本は『おもちゃ』である。我が家では意図的に、次女(1歳3ヶ月)のおもちゃ遊びの半分くらいに絵本を取り入れている。外出のときは、アンパンマンの小さな絵本などを持ち歩いている。娘の最近の流行りは、絵本の中の絵を指差して、親に名称を聞き出す遊びである。

 

2021年5月28日(金)

家庭での読書活動が小学生の学力に強く影響する。このことが東北大学の川島教授によって科学的に裏付けられている。くもんのスローガンに含まれている『読み聞かせ一万』にはエビデンスがあるということ。読書活動は、2人の娘に対する我が家の最優先事項である。

 

2021年5月27日(木)

デジタル化が急速に進むなか、親は子どもにスマホをたくさん使わせたいと思うだろう。小5娘は年中のとき、漢字を使っておばあちゃんとLINEしたり、パズルアプリを自分でインストールして遊んだりしていた。しかし、スマホの使用は幼児期から制限してきた。娘は今でもスマホより読書である。

 

2021年5月26日(水)

幼児に携帯ゲームを渡しておけば、親は外出時などで楽ができる。しかし、幼児の時にさんざんゲームを許可しておいて、小学生になってからゲームを制限するのは一貫性がない。子どもに不信感を抱かせるかもしれない。小学生のゲームを制限したいなら、幼児期からゲームを制限する習慣が大切である。

 

2021年5月25日(火)

子どもに勉強を大好きになってもらうのは難しいが、勉強に対する抵抗をなくすのは可能である。そのためには、幼児期の家庭学習が楽しいかどうかが大切である。楽しければ学習内容はなんでもいい。親としては、勉強がつまらないというイメージだけは絶対に子どもに持たせてはいけない。

 

2021年5月24日(月)

娘が悪い男に騙されないためには、親が娘の存在を素直に喜ぶことが有効であると思う。良くないのは、娘の存在が肯定されないこと。そうすると、クズ男に対して「私を認めてくれるのはあなただけ」という錯覚に陥りやすい。クズ男はカモとなる女性の存在を素直に喜ぶので。

『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 25)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

勉強が得意な子は、親がよほど悪い家庭環境を与えない限り勉強ができるようになります。

 

しかし、勉強が不得意な子は、親が良い家庭環境を与えてもつまずくことがあります。

 

親は良い家庭環境を構築するだけでなく、普段から子どもに対するアンテナを張っておいて、なるべく早く子どものつまずきに気づくことが大切です。

 

つまずきを放っておくと、他人から「そんなことも分からないのか」とか言われて勉強嫌いになっていってしまいます。

 

 

今週(2021年5月17日~2021年5月23日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約10,800人)を以下にまとめています。小5娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年5月23日(日)

一見分からない問題であっても、深く考えることによって分かることが多々ある。子どもはこの経験によって思考の大切さを学ぶ。算数の受験問題では、一見分からない問題でも分解したり試行錯誤したりして解けることがある。小5娘の思考力は算数の複雑な問題によって鍛えられている。

 

2021年5月22日(土)

算数の受験問題には親でも難しいものがある。小5娘に解けない問題を質問されて考えていると、娘は「パパでもできないの?」と言ってくる。そんなときは、「パパはできるまでやるからできない問題はない」と言って絶対に解く。諦めなければ全てが成功になるということを算数を使って伝えている。

 

2021年5月21日(金)

科学的には、確かにテストの点よりも勉強量にご褒美を与えた方が子どもの成績があがる。しかし、テストの点にご褒美を与えた場合でも、答案を見直しするなどのミスを減らす方向に力が働く。これをうまく利用すれば、実は子どもの計算ミスなどを減らせる効果がある。我が家でも実践中。

 

2021年5月20日(木)

1歳でも、できないことができるようになるととても喜ぶ。次女(1歳3ヶ月)は,箱にボールを入れられただけで大喜びする。脳科学の観点で、人間はそもそも「学ばないこと」がストレスになる生き物だと言われている。子どもの学ぶ喜びを潰さないようにすることが親の重要な役目である。

 

2021年5月19日(水)

勉強嫌いな子も、本当は勉強ができるようになりたい。しかし、ちょっとしたことで勉強につまずき、周囲から「そんなことも分からないのか」と言われ、勉強を遠のけるようになった。親は早期にこれに気づくことで、子どもの勉強嫌いを予防できるかもしれない。本来、子どもは学ぶことが好きなので。

 

2021年5月18日(火)

子どもは親への反抗心があるので、親から「勉強しなさい」と言われると、勉強することが負けみたいに感じる。たとえ自分の意思で勉強したとしても、親の言いなりになったように映るから。逆に、親から「勉強するな」と言われた方が、親への反抗心からもしかしたら勉強するかもしれない。

 

2021年5月17日(月)

なぜ中学受験が今まで以上に過熱しているのか?大きな理由として、学歴の高い親世代が得をしてきたと感じ、学歴の低い親世代が損をしてきたと感じ、多くの親が子どもを偏差値の高い学校に入れたいと思うから。さらに、学歴と将来の収入に因果関係があるという科学的根拠の勘違いも効いているだろう。

『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 24)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

親が「勉強しなさい」と言っても科学的にほとんど意味がないと言われています。

 

子どもは親への反抗心があるので、普通に考えても親が言ったから勉強するといった子どもは少ないかもしれません。

 

親から「勉強しなさい」と言われれば言われるほど、勉強すると負け犬みたいな感覚になります。

 

たとえ自分の意思で勉強したとしても、親の言いなりになったように映るからです。

 

逆に,親から「勉強するな」と言われた方が、親への反抗心が沸いて勉強するんじゃないかと思ってしまいます。

 

 

今週(2021年5月10日~2021年5月16日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約10,700人)を以下にまとめています。小5娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年5月16日(日)

偏差値の高い大学と将来の収入に相関関係があることが科学的に証明されている。しかし、偏差値の高い大学に行ったからといって、将来の収入が高くなるわけじゃないことも科学的に証明されている(2002年のクルーガーらの研究)。収入が全てではないが、これが学歴否定派のエビデンスになっている。

 

2021年5月15日(土)

親が自分の親を大切にすれば、子も親を大切にする。これはミラーニューロンによって脳科学的に説明できる。小5娘は友だちを誘って買い物に行き、母の日にサプライズプレゼントしていた。妻は両親を非常に大切にしていて、それが娘にちゃんと伝わっている。関係のない私が娘の成長にサプライズした。

 

2021年5月14日(金)

パズルには子どもの勉強のモチベーション向上に繋がるものがある。小5娘は、小1からナンプレクロスワードナンクロと興味が移り変わっていて、今はナンクロにハマっている。ナンクロは言葉を知っていることが必要なパズルであり、言葉を覚えるモチベーションが向上する。私もハマっている。

 

2021年5月13日(木)

子どもが勉強をやろうとしなくて、親が怒って「もうやらなくていい!」と言う。これは意味不明である。勉強をするかしないかは子どもの話であり、親がとやかく言うことでもない。親に言われようが言われまいが、子どもはやりたければやるし、やりたくなければやらない。

 

2021年5月12日(水)

親が子どもに「勉強しなさい」と言っても成績が上がりにくいことが科学的に証明されている。中室教授の2013年の研究結果をよく見ると、とくに母親が娘に言った場合のみ、成績が下がるという驚きの結果になっている。ちなみに、父親が言った場合は成績向上にわずかな効果が見られる。

 

2021年5月11日(火)

親が子どもの勉強をみることによって子どもの勉強時間を増やせることが科学的に証明されている。中室教授の2013年の研究である。興味深いことに、父親の方が母親より約1.5倍も効果があることがデータで示されており、教育パパ塾の効果が科学的にも証明された形となった。

 

2021年5月10日(月)

小5娘のパパ塾で、算数の受験問題を1問解く毎に10円あげることにした。50問くらいある問題集限定の実験。昨日ツイートしたハーバード大学のフライヤー教授の研究結果をパパ塾に取り入れる形である。アンダーマイニング効果にならないことを信じて、これまでとの変化を見てみたい。

『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 23)

こんにちは。『教育パパですが、何か?』です。

 

自宅の近所に10種類以上の学習塾が乱立しています。

 

異様な雰囲気です。

 

さらに、小5娘のクラスのほとんどの子が学習塾に通っています。

 

それだけ親が子どもに勉強できるようになってほしいということでしょう。

 

しかし、全員が中学受験を受けるわけでもないのに、その手段が塾に通うこと一辺倒になっている点には疑問を持ってしまいます。

 

もう少し家庭学習に力を入れる選択肢があっても良いのではないかと思います。

 

 

今週(2021年5月3日~2021年5月9日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約10,500人)を以下にまとめています。小5娘の学習ネタ、1歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年5月9日(日)

テストの点より勉強量に対してご褒美をあげた方が、子どもの成績が上がるということが科学的に証明されている。例えば、算数で1問解いたら10円あげるとか。ハーバード大学のフライヤー教授の2011年の研究である。さらに、ご褒美を与えても勉強の楽しさが奪われないことも科学的に証明されている。

 

2021年5月8日(土)

子どもの自制心と社会的成功に関する有名な研究に『マシュマロ実験』がある。しかし、2018年の新たな研究によってこの結論が否定された。その結果、社会的に成功する可能性が高いのは、自制心の高い子どもではなく、親の年収と家庭環境に恵まれた子どもであるという想定内の結論になった。

 

2021年5月7日(金)

学校は、学力の向上だけでなく、非認知能力の向上にも役立つことが科学的に証明されている。ノーベル賞を受賞したヘックマン教授の研究によると、高校を卒業した人と高卒認定試験の合格者では、将来の年収や就職率に大きな差が出たのである。これは学校に行く意味があるということを言っている。

 

2021年5月6日(木)

非認知能力の大切さが注目された研究がある。ヘックマン教授が扱った『ペリー・プレスクール・プロジェクト』では、遊びや読み書きなどを通して質の高い幼児教育を行い、40歳になったときの収入に差が出た。興味深いのは、このプロジェクトによって高められたのは、IQではなく非認知能力だったこと。

 

2021年5月5日(水)

一般的な教育パパは子どもが勉強していれば満足するだろう。しかし、子どもの勉強以外にも注意を払っておく必要がある。中学のとき、同級生がエロ本見たさに友達の家に侵入した。事件にはならなかったが、この子は優等生で、父親が教師で厳格だった。厳しすぎる家庭は逆効果になる場合がある。

 

2021年5月4日(火)

小5娘のクラスのほとんどの子が塾に行っている。娘が塾に行っていないことが少数派になっている。娘が小3のときでさえ塾に行っていないことを学校の先生に驚かれた。親にとって確かに塾は安心材料だが、塾に行けばそれでいいということにはならない。

 

2021年5月3日(月)

努力というと行動することだと捉えられるが、めちゃくちゃ考えることも大切な努力である。しかし、なぜ多くは行動の努力に逃げるかというと、結果がすぐ出るから。小学生が計算の量をこなすのも大切だが、一見前進していないように見える「考える」という時間も大切である。