『教育パパですが、何か?』のつぶやき(Vol. 10)

文科省の資料には、小学校での主体性が「課題の解決に向けて探究活動に主体的に取り組もうとする」と記載されています。

 

この記載内容は小学生にとって非常に妥当であり、確かに主体的に探求活動を行うことは大切だと思います。

 

しかし、適切な主体性はある程度の知識と経験があって発揮できる側面があるので、個人差はありますが、小学生に主体性を求めるのは少し早いのではないかと感じてしまいます。

 

まずはしっかりとした知識や考える力を身につけることが先決であり、主体性教育はその後の中学生や高校生でも遅くないように思っています。

 

 

今週(2021年2月1日~2021年2月7日)のTwitterのつぶやき(フォロワー数は約8,900人)を以下にまとめています。小4娘の学習ネタ、0歳娘の育脳ネタなど「楽しい教育パパママのすすめ」について発信しています。

 

 

2021年2月7日(日)

小6で習う『比』は小4で習う『単位の変換』の一般化と捉えることができる。抽象と具体の関係ともいえる。具体性のある『単位の変換』において、分数や小数を織り交ぜてしっかりと理解し、抽象度が高い『比』の基礎を固めたい。

 

2021年2月6日(土)

小学校で主体的でなかった子が社長になる。小学校で学級委員長だった子が普通になる。こういうことは往々にしてあり得る。小学生に対する主体性教育が、本当に主体性のある大人に導くのかどうかはよく分からない。内申書に関係するにしても、小4娘に対して無理に主体性を持たせるつもりはない。

 

2021年2月5日(金)

ドラゴン桜』という大学受験ドラマ。久しぶりにYouTubeで観た。とても面白いドラマだと思うが、このドラマに出てくる勉強を教育だと勘違いする人がいるかもしれない。これは東大合格に向けた短期集中のテクニックが含まれていて、教育の本質とズレている部分がある。

 

2021年2月4日(木)

小学校の一番のメリットは、仲間と対面で学習できる場の提供にあるように思う。しかし、もしこれがオンライン授業になったら、YouTube学校と区別がつかなくなる。そうなると小学校の一番のメリットが失われ、YouTube学校と横並びで比較され、場合によっては小学校が負けてしまうこともあり得る。

 

2021年2月3日(水)

YouTubeの恐ろしさ。この仕組みによって有料会員の囲い込みできなくなる分野がある。教育関係で言えば『塾』である。YouTubeは塾にとって大きな脅威。塾講師の高いスキルを持った人が人気YouTuberになれば、受講料を無料にしても講師にはちゃんと利益が生まれる。YouTuberの葉一さんが代表例。

 

2021年2月2日(火)

ボランティアはエクスペリエンス(体験)に価値がある。自らの労働力や時間を提供して、貴重な体験を得るということである。小学生のとき、募金のボランティアに参加したことがあるが、この体験は色んな意味で貴重だった。小4娘には、体験という付加価値があるボランティアをたくさんしてほしい。

 

2021年2月1日(月)

家庭における子どものお手伝いはボランティアでなければならない。こういう考えは古いかもしれない。お金をより身近に感じてもらうためには、子どもにお手伝いの対価を払うという選択肢もある。我が家がこの方針を取っているためか、小4娘は『トイレ掃除を50円でどう?」とか親に仕事を提案してくる。